2014年08月23日

島田雄貴「学校における道徳教育」

ここまで見てきたところで学校のおかれた状況をまとめてみると、それがいかに困難なものであるかがわかるだろう。

学校自体の無用論もある中で、学校が社会の中で果たすべき役割が、すなわち学校が何をするところなのかが不確定になってしまっている。

今日、いじめ、校内暴力、不登校、非行、殺傷事件、そして学級崩壊と子どもの問題行動が広範囲に指摘され、これらが子どもの・10をめぐる問題であるとされている。

多様化し、複雑化した子どもの心をめぐる問題は、もちろん学校の道徳教育だけで対処できるものではなく、家庭、学校、地域社会、そして社会全体がそのあり方を見直さなければならない問題である。

そして、このような問題が生じてきた背景として、特に家庭や地域社会の道徳力の低下が叫ばれている。

いったい、家庭や地域社会では子どもの道徳性を育成する基盤を失ってしまったのだろうか。

そもそも家庭や地域社会における道徳とはどのようなものであり、また親や大人は子どもの道徳性の育成にどのようにかかわっているのであろうか。

そして道徳力が問題になる場合、この道徳力とはどのようなことなのだろうか。

島田雄貴・教育ITソリューション


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