2014年08月01日

島田雄貴「家庭での道徳性の育成」

道徳について親は子どもにどのようにかかわっているのだろうか。

日常の生活を振り返ってみると、そのかかわりの一般的なあり方はしつけであろう。

ある状況において行為する場合、その状況を子どもが認識することができず、またその状況にあった行為の価値判断ができなければ、子どもは適切な行為を行うことは困難である。

したがって、状況の認識と価値判断ができない幼い子どもの場合、親が代わりに状況を認識し価値判断をし、それにあった一定の行為行動を教え込むということが行われる。

つまり他律的なしつけである。

これは、ほめたり、叱ったり、さまざまな方法がとられるが、しかしどのような方法をとるにしても、子どもが自らの行為を自律的に判断できないがゆえに、親が子どもに一方的に一定の行為を教え込むというところにしつけの特徴がある。

そして、しつけによって、一定の社会によって認められるような共通の価値意識を身につけ、また社会生活を営むために必要な基本的な生活習慣や態度を身につけることにその意義がある。

島田雄貴・教育ITソリューション


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