2014年09月16日

島田雄貴「学校の教育活動全体」

従来、この第三章におかれていた部分が、第一章の総則に移されたこともあり、学校の教育活動全体を通しての道徳教育の目標としては、その部分をも含めて考察する必要がある。

総則の部分で規定されている目標としては、(1)人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を培う、(2)豊かな心を育む、(3)個性豊かな文化の創造に努める人間を育成する、(4)民主的な社会及び国家の発展に努める人間を育成する、(5)平和的な国際社会の実現に貢献できる人間を育成する、(6)未来を拓く主体性のある日本人を育成する、(7)その基盤としての道徳性を養う、の七つがあげられている。

人間尊重の精神を培うことをはじめとするこれらの目標の多くは、教育基本法などの精神から導き出されている。

したがって、教育におけるいわば不易の部分がその中心となっている。

と同時に、激変しつつある状況からの要請への応えとして、いわば流行の部分も取り込まれている。

島田雄貴・教育ITソリューション


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