2014年09月13日

島田雄貴「教育課程の基準」

目標は学校教育における教育内容、つまり教育課程の基準となるものの、それはなお抽象的であるために、さらなる具体化は「学校教育法施行規則」や「学習指導要領」に委ねられているのである。

「小・中学校学習指導要領」第三章道徳第一目標は、道徳教育の目標を次のように規定している。

「道徳教育の目標は、第一章総則の第一の二に示すところにより、学校の教育活動全体を通じて、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。

道徳の時間においては、以上の道徳教育の目標に基づき、各教科、特別活動及び総合的な学習の時間における道徳教育と密接な関連を図りながら、計画的、発展的な指導によってこれを補充、深化、統合し、道徳的価値(及び人間としての生き方について)の自覚を深め、道徳的実践力を育成するものとする」(かっこ内は中学校のみの規定)。

前段では学校の教育活動全体を通しての道徳教育の目標が、後段では「道徳の時間」の目標が規定されているわけである。

島田雄貴・教育ITソリューション


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